明治13年(1880)11月28日、北海道に待望の鉄道が、小樽の港、手宮から札幌まで開通しました。
北の大地に厳しい冬が迫るなか、真新しい鉄路を力強く駆け抜けたのはアメリカ生まれの機関車「弁慶号」でした。
北の大地に厳しい冬が迫るなか、真新しい鉄路を力強く駆け抜けたのはアメリカ生まれの機関車「弁慶号」でした。
2年後、目的地、幌内の炭鉱まで開通し、日本近代化のエネルギーとして石炭を道外に搬出し、物資を内陸に届けることが出来るようになりました。
その後、鉄道網は内陸に伸長し、北海道の開発が急速に加速されてゆきました。
その後、鉄道網は内陸に伸長し、北海道の開発が急速に加速されてゆきました。
北海道の開発という重荷を積んで、苦難の線路を走り続けた鉄道は、今年で135年を迎えます。
本州の鉄道と比較にならない労苦の連続のなかで、北海道開発の頼もしい機関車役を果たした功績は極めて大きいものでした。
本州の鉄道と比較にならない労苦の連続のなかで、北海道開発の頼もしい機関車役を果たした功績は極めて大きいものでした。
今日、社会状況が変貌するなか、北海道の鉄道を取り巻く環境も大きく変わろうとしています。
このようななかで、道内各地の鉄道遺産保存や活用イベント等の活動を行っている団体(17団体、別紙)が集まり、風化しつつある北海道の鉄道の歴史をあらためて振り返り、先人の労苦と功績を顕彰するとともに、135年前の「0(ゼロ)マイルからの出発」の精神に立ち帰り、明日への地域の再生と活性化を考える切掛けを得たいと、鉄道ファンばかりでなく、ひろく道民が共有する記念日として、「11月28日」を《北海道の鉄道の日》とすることを提唱いたします。
併せて、実行委員会が企画中の関連記念行事開催予定についてもお知らせいたします。
「北海道の鉄道の日」制定実行委員会
代表 | 飯田 勝幸 | |
連絡先 | 「北海道の鉄道の日」制定実行委員会 事務局 | |
住所 | 小樽市手宮1−3−6 NPO法人北海道鉄道文化保存会 内 |
|
担当 | 清水 道代 | |
Tel | 0134-61-7777 | |
携帯 | 090-8633-5644 |